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2015.7.7 │ Pick up

[高専紹介] 高専について、ご存知ですか?

高専とは、「高等専門学校」の略です。大学生よりも短期間で深く専門知識を学ばせようということで、約50年前(1962年)にできた5年制(商船学科は5年半)の高等教育機関です。高校と短大が合体したような学校と言えば、在学生の学年層は想像しやすいのではないでしょうか。現在、全国に57校(国立51校、公立3校、私立3校)62キャンパスあり、卒業すると準学士号がもらえます。

高校や大学、専門学校とはまた違う高専について、数回に分けて少しずつ紹介していきます。

高専の所在地

 

高専の学科と在学生数

学生が学ぶことができる学科は各高専によって異なりますが、機電・情報系の学科がある高専が最も多く、その次に化学系、土木・建築系の学科が続きます。商船学科がある高専は5校(富山、鳥羽商船、広島商船、大島商船、弓削商船)、経営経済・外国語といった文系の分野を専門とする学科がある高専も4校(福島、富山、広島商船、宇部)あります。

在学生数は1学年1学科につき40名程度で、1校(1キャンパス)につき3~5学科あるため、日本全国には1学年につき約1万人の高専生がいるという計算になります。これは、中学生の1%が高専に進学すると言い換えることもできます。

 

高校と大学が混ざったような高専環境

高専のシステムや生活スタイルは、例えば下記のように高校と大学のものが混合しています。

[高校と似ている部分]

・5年次まで担任制である

・体育祭がある

・チャイムを鳴らす

[大学と似ている部分]

・職員室ではなく教官室がある

・留年制度がある

・5年次に卒業研究がある

高専によっては3年次まで制服で通学する高専もあります。授業は学年が上がるごとに専門分野が増え、その内容レベルも徐々に上がっていきます。1年次から実験実習も行われるため、専門知識だけでなく、専門スキルもしっかりと身につけることができます。近年は、あらゆる分野の友人をつくってもらうために1、2年次は混合学級を導入している高専、入学時に専門分野を決めるという戸惑いを緩和させるために2年次に専門分野を決めてもらう高専が増えてきています。また、2年次あるいは3年次に別の学科に変更できる転学科のシステムを充実させている高専も増えてきているように思います。

 

卒業後の進路

高専生の卒業後の進路として、専攻科進学、大学編入、就職の主に3パターンに分けられます。進学率または就職率は各高専・各学科によって異なります。大学の編入先はほとんどが国立大学です。3年次に編入する場合がほとんどですが、東京大学のように中には2年次編入のみを受け入れる大学もあります。この編入学年の違いは、編入先の大学のレベルではなく、編入先の大学が高専の単位や学習内容をどのくらい認めてくれるかによるようです。

 

 

次回は高専の専攻科についてご案内したいと思います。